クラスメソッドは、CodeBrewが提供するエンジニアのための技術情報共有サービス「Zenn」の買収に関する契約を締結したことを、2月1日に発表した。
Zennは、エンジニアのための情報共有サービス。知見を記事として投稿するだけでなく、1冊の本にまとめて無料・有料で公開することができる。また、他のユーザーとコミュニケーションを取りながら気軽に知見を蓄積していくスクラップ機能も備えている。
ITエンジニアが使い慣れているマークダウン形式での記述や、豊富な外部サービスからのコンテンツ埋め込み機能にも対応。専用CLIを使ってローカルで執筆し、GitHubリポジトリ経由で記事を同期することもできる。
クラスメソッドは、2011年よりエンジニアのための「やってみた系」技術情報発信メディア「Developers.IO」を運営している。ほぼ全ての記事が社員によって執筆されており、実際に技術を試してみた経験を書くこと、具体的で分かりやすい手順を書くこと、機密情報以外のノウハウは基本的に全て公開することをサイトの運営方針として、25000本以上の記事が公開されている。
Developers.IOの運営を支えてきた「オープンな発想と高い技術力により、全ての人々の創造活動に貢献し続ける」という企業理念において、Zennのビジョンや素晴らしいユーザー体験に共感し、今回の買収に関する契約締結にいたった。
なお、ZennとDevelopers.IOは、それぞれ独立して運営する予定。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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