米Oracleは、「Java SE Development Kit 16.0.1」(JDK 16.0.1)を、4月20日(現地時間)にリリースした。
「JDK 16.0.1」では、IANAタイムゾーンデータとして、2020e、2020f、2021aが含まれており、「JDK 16.0.1」リリース時点での、JREのセキュリティベースラインは、JRE 16が16.0.1+9、JRE 11が11.0.11+9、JRE 8が8u291-b10、JRE 7が7u301-b09となっている。
そのほか、JDKの組み込みJNDI RMIおよびLDAP実装による、リモートオブジェクトの再構築を制御するための新しいシステムおよびセキュリティプロパティが追加されたほか、cacertsトラストストアにHARICAルート証明書が2つ追加された。Windows上のjava.lang.ProcessBuilderの実装では、jdk.lang.process.allowAmbiguousCommands=falseにより、Windowsに渡されるコマンド文字列において、引数ごとに二重引用符が適切にエンコードされるようになった。
なお、同リリースにはOracle Critical Patch Updateにて記載されている、セキュリティ修正も含まれる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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