米Microsoftは、コードエディタVisual Studio CodeのC++向け拡張機能の、2021年4月版を4月15日(現地時間)にリリースした。
Visual Studio CodeのC++向け拡張機能2021年4月版では、Visual Studio Code Insider向けにCUDA C/C++用のIntelliSenseが提供されるようになっており、NVIDIA Nsight Visual Studio Code EditionではGPUカーネルのビルドとデバッグのサポートが、まもなく開始される。
また、2月のAppleシリコン向けにビルドされたVisual Studio Codeにあわせて、言語サーババイナリもAppleシリコンにネイティブ対応し、パフォーマンスの向上とバッテリ寿命の延長を実現した。将来的には、AppleシリコンネイティブのC++デバッグもサポートされる予定となっている。
そのほか、開発者からの要望が多かった、関数呼び出しにおける括弧の自動追加機能が搭載されるとともに、一致する条件付きプリプロセッサステートメントの強調表示や、条件付きグループの一致するプリプロセッサディレクティブへ移動するためのコマンド、インクルード補完ブラケットの自動クローズなど、さまざまな機能追加・修正が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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