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N-APIが「Node-API」へ名称変更、既存のコンパイル済みアドオンへの影響はナシ

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 V8 JavaScriptエンジンを使用するJavaScript実行環境であるNode.js開発チームは、バイナリインターフェースであるN-APIの名称を「Node-API」に変更している。

 N-APIの、Node-APIへの名称変更の理由は、本来はNode-APIの略称だったN-APIが、しばしば「NAPI」と発音され、蔑称と間違われる可能性があるとの懸念から行われた。

 名称変更にともない、ドキュメントやブログへの投稿で「Node-API」が用いられるとともに、内部で参照されるフォルダの名前がn-apiからnode-apiへ変更され、Nodeリポジトリでホストされているバッジの画像コンテンツがURLを変更することなくNode-APIへ更新される。

 さらに、Node-APIおよび関連プロジェクトへの追加には、異なるプレフィックスが付けられるようになり、外部向けAPI名はNAPI_ではなくNODE_API_で始まるようになる。また、- -force-node-api-uncaught-exceptions-policyのように、Nodeコマンドライン引数を介したNode-APIの構成は、新しい名前を参照する。

 一方で、napi_create_referenceのような既存のシンボルは変更されないため、過去にコンパイルされたアドオンが今回の名称変更の影響を受けることはない。また、napi_statusやNAPI_MODULEなど型、マクロ、定義、名前空間なども変更されず維持される。

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https://codezine.jp/article/detail/14109 2021/05/11 09:00

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