米Microsoftは、Azure SDKの2021年5月版を、5月18日(現地時間)にリリースした。
Azure SDKの2021年5月版では、以下のライブラリがアップデートされている。
- Azure Attestation for .NETおよびPython version 1.0
- Azure Confidential Ledger version 1.0
- Azure Container Registry version 1.0
- Azure Functions for .NET version 1.0
- Azure Purview Catalog version 1.0
- Azure Purview Scanning version 1.0
- Azure Web PubSub version 1.0
また、Azure Cosmos DB client library for Java version 4.15では、DIRECT接続モードのCosmosDiagnosticsにbackendLatencyInMs、クエリ操作のCosmosDiagnosticsにretryContextが追加された。さらに、MicrosoftチャネルにてAzure SDK for Python(Conda)のプレビューパッケージが利用可能となっている。Cognitive Search version 11.3.0-beta.2では、検索結果にセマンティック関連性と言語理解を追加するクエリ関連機能のコレクションであるセマンティック検索のサポートが追加されるとともに、独立した分析またはダウンストリーム処理を行うための、AIエンリッチメントパイプラインからの出力を永続化する、Knowledge Storeのサポートが追加されている。
ほかにも、イベントグリッド、イベントハブ、Service Bus Azure Function拡張機能が利用できるようになり、イベントハブとService Bus拡張機能にMSIサポートが追加されたほか、.NET、JavaScript、Python 4.2、Java 4.3のイベントグリッドにおける変更や、さまざまな言語向けIdentityおよびService Busの変更が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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