米Microsoftは、コードエディタ「Visual Studio Code」からの、Tyeを使用しているアプリケーションの表示・実行・デバッグを容易にする拡張機能、「Tye for Visual Studio Code」のプレビュー提供を6月1日(現地時間)に開始した。
Tyeは、マイクロサービスの開発を容易にするとともに、.NETアプリケーションのKubernetesへのデプロイ自動化を目的とした開発ツール。
今回、提供が開始されたTye for Visual Studio Codeを使用することで、エクスプローラーから任意のサービスのログを表示したり、アクセス可能なエンドポイントを持つサービスを参照したり、任意の.NETサービスにデバッガをアタッチしたりできるようになる。また、ブラウザベースのTyeダッシュボードへの迅速なアクセスを可能にするリンクも含まれる。
デバッグなしでのTyeアプリケーションの実行や、サービスのすべて、またはサブセットのデバッグなど、多彩なデバッグシナリオをサポートしており、デバッガがコードの変更を監視しプロセスに再アタッチして、アプリを再起動することなくデバッグを続行できるwatchモードも搭載している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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