Spring Frameworkの開発チームは、GraalVMを使ってSpring Frameworkのアプリケーションをネイティブイメージにコンパイルできる「Spring Native 0.10.0」を、6月14日(現地時間)にリリースした。
「Spring Native 0.10.0」は、「Spring Boot 2.5」および「GraalVM 21.1」をベースとしており、ローカルコンパイラを使用したネイティブアプリケーションのビルドおよびテストが可能になっており、従来提供されていたMavenプラグインに加えて、Gradleプラグインが用意されている。
また、従来はインターフェースでのみ使用できるJDKプロキシをサポートしていたが、「Spring Native 0.10.0」では@AotProxyHintアノテーションを介して、ビルド時にクラスのプロキシが生成可能となり、セキュリティ、トランザクション、クラス上のさまざまなプロキシベースのメカニズムをサポートできるようになった。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です