米Microsoftは、同社が提供するコードエディタ「Visual Studio Code」向けのJupyter拡張機能2021年6月版を、6月14日(現地時間)にリリースした。
Jupyter拡張機能2021年6月版には、信頼できるプロジェクトフォルダとコンテンツ、制限付きのままにしておきたいものを決定するWorkspace Trust機能が搭載されている。
データビューアには「*」ワイルドカードのサポートが追加され、文字列のフィルタリング機能が改善された。
さらに、Notebookの変数を「Name」や「Type」で並べ替えられるようになったほか、ネイティブなNotebookの外観が更新され、左上には関連のお気に入りのアクションと機能が表示されるとともに、カーネルピッカが右上に移行し、セルインジケータが太字になっている。
そのほか、ネイティブNotebookにおける多彩なカスタマイズが可能になるとともに、セル言語ピッカーに表示される言語がカーネルでサポートされているものに制限されるようになり、新たに変数エクスプローラの除外リストにABCMetaが追加された。また、変数ビューのフィットと仕上げが調整できるようになったほか、削除されたPython環境に属するカーネルがカーネルピッカーに表示されないようになっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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