米GitLabは、macOS用のBuild Cloudベータ版と、Markdownのプレビュー、拡張されたGitpod統合、新たなDevOps採用指標などを含む、Web型Gitリポジトリマネージャー「GitLab 14.2」を、8月22日(現地時間)に発表した。
「GitLab 14.2」には、GitLab SaaS CI/CDと統合された、GitLab Runnerを利用したmacOS向けのビルドプラットフォームである、Build Cloudベータ版が含まれている。ベータ版へのアクセスは、現時点では承認された顧客と、オープンソースコミュニティプログラムのメンバーのみに制限されており、macOS RunnerはオンプレミスのMac環境、MacStadium、またはAWSにインストールできる。
また、マージリクエストページから直接Gitpodを起動できるようになり、使用するターゲットブランチを事前構成すると、レビューをスピードアップし、コンテキスト切り替えの必要性が減らせるようになった。なお、GitPod統合を有効化すると、マージリクエストにグループ化された「Open in」ボタンが表示され、Web IDEまたはGitpodでマージリクエストを開ける。
そのほか、依存関係スキャンとファズテストにおいて、UIのDevOps Adoptionテーブルからグループ全体の採用を比較したり、テーブルを並び替えてこれらのセキュリティ機能を使用しているグループを、簡単に見つけられるようになり、Web IDEとファイルエディタの両方でMarkdownのライブプレビューが可能になるなど、さまざまな機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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