米Microsoftは、コードエディタ「Visual Studio Code」用のPython拡張機能2021年9月版を、9月2日(現地時間)にリリースした。
2021年9月版のPython拡張機能には、github.devを介してセマンティックハイライトや、ビルトイン、Pylanceにバンドルされているスタブ、現在のファイルでローカルに定義されているシンボル、および開いているファイルのシンボルの補完、構文エラーの確認、コードナビゲーション、アウトラインサポート、関数シグネチャヘルプ、コンテキストドキュメントの強調表示といった編集機能が利用できるようになっている。
さらに、Visual Studio Codeに新たに組み込まれたテストエクスプローラによって、Pythonテスト機能の外観が一新され、テストの検出、ナビゲーション、ステータスレンダリング、テスト検索、選択したテストの実行、最後に実行したテストの再実行といった機能を、新しいUIで利用可能になった。
なお、2021年10月版以降は、Jedi 0.18以降がサポートされるほか、ctagsとropeのサポートが削除される。また、2021年11月版にてMicrosoft Python Language Serverのサポートが終了する。
そのほか、インタプリタリストの表示改善やnoseサポートの削除など、数多くの機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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