GNOME Foundaionは、X Windows System上で動作するオープンソースのデスクトップ環境であるGNOMEの最新バージョンとなる「GNOME 41」を9月22日(現地時間)にリリースした。
「GNOME 41」では、パワーモードが改善され、システムステータスメニューからすばやく変更できるようになったほか、パワーセーバーモードが強化されアクティブなときに画面がより速く暗くなり、バッテリ残量が少なくなるとパワーセーバーが自動でオンになる。
付属ソフトウェアは、これまで以上に見た目も機能も向上し、探索ビューでは各アプリの説明が表示されるようになり、新たに追加されたカテゴリのセットによって、利用可能なアプリの閲覧と探索に役立つ。また、詳細ページではスクリーンショットが大きくなるなど、各アプリケーションの概要がわかりやすくなった。
ほかにも、マルチタスク設定パネルではアクティビティホットコーナーやActive Screen Edgesを無効にでき、すべてのディスプレイにワークスペースを表示可能になるなどの変更が加えられるとともに、新たなリモートデスクトップクライアント「Connections」の搭載、モバイルネットワーク設定パネルの追加、パフォーマンスの向上など、数多くの機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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