米Microsoftは、プログラミング言語「TypeScript 4.5」のベータ版を10月1日(現地時間)に公開した。
「TypeScript 4.5」ベータ版では、Node.jsにおけるECMAScriptモジュールのサポートとして、モジュール設定にnode12とnodenextが追加された。
さらに、新たなファイル拡張子として、ソースファイル拡張子では.mts/.ctsが、宣言ファイル拡張子では.d.mts/.d.ctsが追加された。また、Node.jsを使用するとESモジュールはCommonJSモジュールを、デフォルトのエクスポートを備えたESモジュールであるかのようにインポートすることが可能になっている。
ほかにも、package.jsonのエクスポート、インポート、自己参照に対応したほか、node_modulesからのlibのサポートや、Awaited型の導入とPromiseの改善、判別式としてのテンプレート文字列型への対応など、数多くの機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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