米Microsoftは、コマンドラインインターフェース「PowerShell 7.2」の一般提供を、11月8日(現地時間)に開始した。同リリースは、.NET 6上に構築されており、パフォーマンスの改善やバグ修正、新たなAPIの追加などが行われている。
「PowerShell 7.2」では、Microsoft Updateとの統合によって、重大なバグ修正やセキュリティ更新を含むサービスリリースがある場合に、自動で更新されるようになった。
さらに、スクリプトやコマンドレットに装飾を簡単に追加したり、ANSIエスケープシーケンスの使用を制御したりできるようにする変数$PSStyleが組み込まれ、文字の色やスタイル、背景色の変更が可能になっている。また、「PowerShell 7.2」に付属する「PSReadLine 2.1」によって、反復されるタスクでインタラクティブコンソールの生産性を高めるべく、履歴を使用して入力内容を予測する機能が追加された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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