チェコのJetBrainsは、オブジェクト指向プログラミング言語Kotlinの最新版となる、「Kotlin 1.6.0」を11月16日(現地時間)にリリースした。
「Kotlin 1.6.0」では、封印されたwhen文が網羅的でない場合にコンパイラが警告を発する機能が追加されている。なお、将来登場する「Kotlin 1.7」では、警告ではなくエラーとなる。
さらに、suspendのスーパーインターフェースとしての実装が安定版となり、補完を処理したいクラスがある場合は追加のラムダを作成することなく、クラスに関数型() -> Unitを直接実装することで、コードを合理化および最適化できるようになった。
ほかにも、suspendの変換や、再帰的ジェネリック型における型推論の改善、ビルダ推論の改善など、さまざまな機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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