米GitLabは、GitリポジトリマネージャGitLabの最新版となる「GitLab 14.5」を、11月22日(現地時間)にリリースした。
「GitLab 14.5」には、Infrastructure as Code(IaC)構成ファイルのセキュリティスキャンが導入されており、オープンソースのKeeping Infrastructure as Code Secure(KICS)プロジェクトに基づき、現段階ではTerraform、Ansible、AWS CloudFormation、Kubernetesの構成ファイルをサポートしている。なお、同機能はKubernetesマニフェストSASTスキャナに追加される。
また、一般的なアクセスの偽装とCI/CDジョブの偽装に対応しており、Agent構成ファイルで偽装を指定可能で、偽装されたアカウントのアクセス許可は、Kubernetes RBACルールによって管理できる。
さらに、従来はプレミアムユーザーのみ利用可能だったGitLab Kubernetes Agentと、CI/CD Tunnelのコア機能が、無料版GitLabでも利用できるようになっている。
ほかにも、Jupyter Notebookにおける自動的なノイズ除去や、Geoにおけるセカンダリノードを昇格するコマンドの提供、プロジェクトにおけるトピック探索タブの追加、管理エリアにおけるトピック管理機能の追加など、さまざまな機能追加・改善が行われた。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です