米Amazon Web Servicesは、Amazon EC2におけるHpc6aインスタンスの一般提供を1月10日(現地時間)に開始した。
Hpc6aインスタンスは、96個の第3世代AMD EPYCプロセッサ(Milan)コアと384GBのメモリを搭載しており、EFAを通じて100Gbpsネットワーキングを提供し、同等のx86ベースによるコンピューティングに最適化されたインスタンスと比較して、最大65%優れたコストパフォーマンスを実現している。
現時点では、米国東部(オハイオ)およびGovCloud(米国西部)リージョンにて、オンデマンドおよび専用ホスティング、またはSavings Plansの一部として提供される。
HPCワークロードの予測可能なスレッドパフォーマンスと効率的なスケジューリングを実現すべく、同時マルチスレッディングは無効になっているが、AWS Nitro Systemによってハイパーバイザのコアが抑制されることなく、すべてのコアを利用できるようになっている。
また、高レベルのインスタンス間通信に依存する、密結合のHPCワークロードを実行している顧客に対して、コストとパフォーマンスを最適化すべく、多数のターゲット機能を導入しており、100GbpsのEFAネットワーキング帯域幅を可能にし、単一のアベイラビリティゾーン内で大規模な密結合クラスタを効率的にスケーリングするよう設計されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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