米Amazon Web Servicesは、オープンソースのマイクロコントローラ向けリアルタイムOSであるFreeRTOSの、最初のLTS期間満了後に最大10年間の重大なバグ修正、およびセキュリティパッチを提供する、「FreeRTOS Extended Maintenance Plan(EMP)」を、12月2日(現地時間)に発表している。
FreeRTOS EMPを利用することで、組み込み開発者はデバイスのセキュリティを何年にもわたって向上させられるとともに、OSのアップグレードコストを節約し、デバイスへのパッチ適用に関連するリスクを軽減できるようになる。
FreeRTOS LTSの対象ライブラリに適用されるので、2年間のLTS期間よりも長いデバイスライフサイクルが可能になり、コストのかかるOSのアップグレードを行うことなく、機能の安定性を保ちつつバグ修正やセキュリティパッチの提供を受けられる。
最新のFreeRTOS LTSだけでなく、過去のFreeRTOS LTSでも利用でき、サブスクリプションは選択したLTSバージョンのサポート期間終了から最大10年間、毎年更新することが可能となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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