米Googleは、2020年5月に一般提供を開始したGoogle Cloud VMware Engineが、米VMwareによるソリューションであるVMware Cloud Universalの一部として提供されるようになったことを、3月16日(現地時間)に発表した。
Google Cloud VMware Engineは、クラウドネイティブのVMwareエクスペリエンスを提供し、アプリ、ポリシー、またはツールを変更することなく、クラウドに迅速に移行できる。
また、VMwareワークロードをGoogle Cloudへ移行すれば、リアルタイムデータ分析用のBigQueryや、Kubernetes上のクラウドネイティブコンテナベースのアーキテクチャといったサービスへシームレスにアクセス可能になるため、企業におけるDXをさらに加速できる。
VMwareおよびそのパートナーからGoogle Cloud VMware Engineを購入することで、ワークロードとアプリケーションのGoogle Cloudへの迅速な移行が可能になり、財務上の柔軟性向上や消費の合理化、既存のVMwareライセンスの有効活用といった利点がある。
Google Cloud VMware Engineでは、完全に冗長な100Gbpsの専用ネットワークを備えた、Google Cloudの高性能かつスケーラブルなインフラストラクチャを利用でき、99.99%の可用性によって非常に低コストながらもっとも要求の厳しいワークロードのニーズを満たせる。変更なしでVMwareワークロードをGoogle Cloudへ迅速に移行することが可能で、マルチリージョンやマルチVPC接続などによって、複雑なエンタープライズネットワーキングトポロジの、Google Cloudへの移行をさらに容易にする。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です