米HashiCorpは、TerraformのMicrosoft Azure向けプロバイダの最新バージョンとなる「Terraform AzureRM 3.0」を、3月24日(現地時間)にリリースした。
「Terraform AzureRM 3.0」では、App ServicesとFunction Appsのデータソースとリソースを、Azureで利用可能なものとして完全に作り直している。
さらに、Soft Deleteで証明書、キー、シークレットといったKey Vault内のネストされたアイテムを削除できるようにするとともに、これまで認証におけるプリンシパルアカウント情報の取得に使用していたAAD Graph APIを、米Microsoftが廃止することから、MSALによる認証に変更した。
ほかにも、Application GatewayやAPI管理などにおける更新、azurem_sqlで始まるAzure SQLリソースの新しいリソースへの置き換えなど、数多くの機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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