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プログラミング言語「Scala 3.1.2」がリリース、コンパイル時にライブラリに依存しないTASTyファイルを生成可能に

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 オブジェクト指向と関数型の特徴を併せ持つプログラミング言語Scalaの開発チームは、最新バージョンとなる「Scala 3.1.2」を4月12日(現地時間)にリリースした。

 「Scala 3.1.2」では、コンパイラがコードを読み取れる最小バージョンを指定可能な形式で、TASTyファイルとクラスファイルを生成する機能が試験的に追加されている。

 コンパイル時に、出力バージョンをScala 3.0に設定でき、Scala 3.0/3.1またはそれ以降のバージョンでコンパイルされたコードでライブラリを使えるようになった。生成されたすべてのTASTyファイルは、Scala 3.0以降と互換性がある。

 あわせて、既存の互換性フラグ名が変更され、-releaseは-java-output-versionに、-Xtargetは-Xunchecked-java-output-versionに変更された。

 そのほか、コンパイル中に-Xmacro-settingsフラグを渡すことで、コード内のマクロの動作をカスタマイズする機能が試験的に追加されている。

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https://codezine.jp/article/detail/15831 2022/04/19 08:00

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