米Cloudflareは、コスト効率よく画像インフラストラクチャを構築・維持できるエンドツーエンドのソリューションである「Cloudflare Images」へ移行したいオブジェクトを含む、1つ以上のソースを定義可能な「Cloudflare Images Sourcing Kit」を、5月13日に発表した。
「Cloudflare Images Sourcing Kit」は、一括インポートする画像のリポジトリを1つまたは複数定義でき、これらのソースを再利用して新たな画像のみをインポートすることが可能になっている。また、インポートする画像のターゲットパスとファイル名の定義、一括操作ログの取得にも対応する。
「Cloudflare Images Sourcing Kit」には、Cloudflareダッシュボードからアクセスでき、新しいソース定義の作成、既存のソースの閲覧、前回の操作ステータスの確認が可能になっている。
今後、数週間以内のリリースを予定している「Cloudflare Images Sourcing Kit」のベータ版では、インポートのソースとしてAWS S3バケットを定義できるようにし、その次のバージョンではAzure Storage AccountsやGoogle Cloud Storageといった、一般的なリポジトリの定義への対応を予定する。
また、シンプルなUIを目指しており、リポジトリのURLの定義からアップロード処理の開始、最終レポートの取得まで、すべてをCLIから利用可能にする予定となっている。
「Cloudflare Images Sourcing Kit」ベータ版には、Cloudflareダッシュボードから申し込める。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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