Brocanteは、同社が運営するフリーランスエンジニア専用の求人案件検索エンジン「フリーランススタート」が、ITフリーランス人材やITフリーランスエージェントの実態を調査すべく実施した、「ITフリーランス人材及びITフリーランスエージェントの市場調査」2022年版を5月19日に公開した。
調査結果によれば、2021年におけるITフリーランスエージェント業界の市場規模は1039億円と、2020年の869億円と比較して19.6%増となっている。ITフリーランスエージェント市場のCAGR(年平均成長率)は20~28%に達しており、2024年には2000億円を超えることが見込まれる。
2021年のITフリーランス人口は23.1万人で、2020年の20.1万人と比較して15.1%増だった。リモートワーク/在宅勤務を導入する企業の拡大や副業解禁、IT技術の進歩にともなう働き方の変化、大手人材企業のフリーランス支援事業参入などによって、フリーランスとして活躍するIT人材は年間15%程度のペースで増加しており、2022年にはITフリーランス人口が25万人を超える見込みとなっている。
仮に、年間20%程度のペースでITフリーランス人口が増加した場合、IT人材におけるフリーランス比率は年次5%程度の水準で増加していく見込みであることから、2020年の日本のIT人材は約105万人であり、2024年時点でITフリーランス人口は40万人を超えると予想される。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です