米GitLabは、同社が開発するGitリポジトリマネージャGitLabの最新バージョンとなる「GitLab 15.0」を、5月22日(現地時間)にリリースした。
「GitLab 15.0」では、Wiki用のWYSIWYGマークダウンエディタにおいてワークフローを高速化するためのいくつかの改善が行われており、コードブロックにて正確にシンタックスハイライトされ、好みのシンタックスハイライトのテーマを継承することが可能になるとともに、WYSIWYGエディタでのリンクやメディアの操作が容易になっている。
さらに、オープンソースのElasticsearchフォークであるOpenSearchに対応し、Advanced SearchでOpenSearchの機能を最大限に活用できるようになったほか、1つのグループが複数のイテレーションを同時に管理する機能が追加され、それぞれのチームがイテレーションケイデンスにおいて各イテレーションの開始日と期間を設定可能になった。
ほかにも、イシューに関する主要な詳細を公開したまま、特定のユーザーにのみ表示されるべき内部データまたは顧客データを使用してディスカッションを編集できる内部メモ機能の追加、外部顧客の管理と請求のためのMVC導入、コンテナスキャンのすべてのGitLab tierへの対応など、数多くの機能追加・改善が行われている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です