シスコシステムズ、日本国内向けの新たなパートナー制度「エコシステムパートナープログラム」を創設

　シスコシステムズは、日本国内において新たなパートナー制度「エコシステムパートナープログラム」を創設したことを7月27日に発表した。

　「エコシステムパートナープログラム」は、スタートアップ企業をはじめ、特定領域でユニークなビジネスアプリケーションや、ノウハウを持っている企業とシスコシステムズが協業を推進する制度。シスコのテクノロジーやソリューションと融合させることで、顧客や日本社会が抱える課題を解決し、新たな価値を提供していく。

　シスコシステムズは、2021年にパートナー事業戦略の重要な柱として「Transform（新しい価値の創造）」を掲げ、パートナー制度を立ち上げた。この新パートナー制度は、インテグレーター、プロバイダー、デベロッパー、アドバイザーの4つのロールで構成されている。今回のエコシステムパートナープログラムは、シスコがグローバルで展開するデベロッパー向けのプログラムを日本の市場やインテグレーター、プロバイダー企業に適した形で強化した戦略的なパートナーシッププログラム。従来のシスコパートナーに加えて、より広範なパートナーシップを形成し、事業開発からセールス、マーケティングまでを共同で実施することで、顧客のデジタルトランスフォーメーションを加速し、日本社会の持続的な成長に貢献することを目的としている。

　本プログラムは、さまざまな分野における経験や知見、技術力、イノベーション力を持つパートナー企業を対象とし、独立系ソフトウェアベンダーや、アプリケーション開発者、サービス事業者など、20社が参加を表明している。