米Microsoftは、統合開発環境「Visual Studio」向けの機能拡張「File Differ」を10月4日(現地時間)に公開した。File Differは、x64プロセッサで動作するVisual Studio 2022で利用できる。Visual Studio Marketplaceでダウンロード可能だ。
File Differは、2つのファイルの差分を表示する機能を提供する機能拡張。ほかのエディターや開発環境を見ると、この機能を標準で備えているものは多いが、これまでVisual Studioには標準で備わっておらず、「VS Diff」などの機能拡張を利用する必要があった。そして、サードパーティーによる機能拡張を見ると、ユーザーインターフェースの設計や使い方がそれぞれ少しずつ異なっており、機能拡張が変わるときは多少の慣れが必要だった。
File Differは、Visual Studioの標準機能とすることも見据えて開発している機能拡張だという。MicrosoftはVisual Studioユーザーに向けて、File Differをダウンロードして試してみてほしいと訴えている。試してみて感じたことがあったら、遠慮なくコメントを送ってほしいともしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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