Miraieは、20代〜60代のフリーランスITエンジニアを対象に行った「フリーランスエンジニアとして働く上で求めること」に関する調査の結果を10月27日に発表した。
本調査は、8月9日から8月12日の期間にインターネット上で実施され、20代~60代のフリーランスITエンジニア1010名から有効回答を得ている。
「現在の年収を教えてください」と質問したところ、年代別の結果は下記の通り。
- 【20~30代】「300万円未満(28.4%)」「300万円以上500万円未満(34.4%)」「500万円以上700万円未満(23.2%)」「700万円以上1,000万円未満(9.2%)」「1,000万円以上(4.8%)」
- 【40代】「300万円未満(36.5%)」「300万円以上500万円未満(25.5%)」「500万円以上700万円未満(19.6%)」「700万円以上1,000万円未満(9.4%)」「1,000万円以上(9.0%)」
- 【50代】「300万円未満(34.1%)」「300万円以上500万円未満(19.1%)」「500万円以上700万円未満(23.8%)」「700万円以上1,000万円未満(15.5%)」「1,000万円以上(7.5%)」
- 【60代】「300万円未満(42.7%)」「300万円以上500万円未満(22.9%)」「500万円以上700万円未満(14.6%)」「700万円以上1,000万円未満(10.7%)」「1,000万円以上(9.1%)」
500万円以上の割合が一番多いのは50代となった。60代を見ると収入格差が最も大きく、300万円未満の割合は全体で一番多いことが分かった。
また、「自身のスキルとのマッチング以外で、案件を選ぶ上で重視しているポイントを教えてください(上位3つ回答)」と質問したところ、「単価(47.4%)」と回答した方が最も多く、次いで「スキルアップできる環境(32.2%)」「開発するシステムやプロジェクトの内容(31.0%)」「業務の負荷/難易度の低さ(29.1%)」「契約期間/案件の継続性(24.8%)」と続いた。
「案件選びの際、どれくらいの案件を比較検討していますか?(顔合わせにまで至った件数)」と質問したところ、「1件(他の案件と比較していない)(41.0%)」「2件~3件程度(34.9%)」「4件~6件程度(17.4%)」「7件~10件程度(4.5%)」「11件以上(2.2%)」という回答結果になった。
続いて、「最終的に案件選びの決め手となることが多いポイントを教えてください(単一回答)」と質問したところ、「単価(23.4%)」と回答した人が最も多かった。次いで「開発するシステムやプロジェクトの内容(11.8%)」「スキルアップできる環境(10.4%)」「担当業務の作業工程(設計・開発・テストなど)(8.8%)」「業務の負荷/難易度の低さ(8.2%)」と続いた。
「“この要素があると積極的に引き受けたい”と思う案件を教えてください(上位3つ回答)」と質問したところ、「自分のスキルが要望とマッチしている(36.6%)」と回答した人が最も多く、次いで「作業内容が明確(36.0%)」「相場と比較して単価が高い(31.7%)」「作業量/負荷が軽い(24.7%)」「学びたいスキルセットを経験できる(21.3%)」と続いた。
一方で、 「“この要素があると引き受けたくない”と思う案件を教えてください(上位3つ回答)」と質問したところ、「作業量/負荷が重い(34.3%)」と回答した人が最も多く、次いで「相場と比較して単価が低い(31.5%)」「希望しない作業工程が含まれる(26.4%)」「作業内容に曖昧な点が残る(23.6%)」「顔合わせでの担当者の印象が悪い(23.0%)」と続いた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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