Mylynでのタスク管理
Mylynでユーザーがまず使用するのは、タスクおよび問題の追跡機能です。最も基本的なところでは、Eclipse内でタスクリストビューを使用して独自の個人用To-doリストを管理できます(図2を参照)。このビューでは、コンテキストメニューを使用して新しいタスクを作成できます。
Mylynのタスク画面には、優先度、ステータス、期限、見積時間など、便利なフィールドが多数あります。また、Mylynのタスクリストビュー(図3を参照)は、豊富なビジュアルキューのおかげで大変使い勝手がよくなっており、その時点の最重要タスクに焦点を当てることができます。たとえば、完了済みタスクはグレー表示されます(完全に隠すことも可能です)。また、期限が過ぎたタスクには赤の時計アイコン、優先度が高いタスクには感嘆符など、さまざまなアイコンでタスクの状態が示されます。現在の週だけに注目したり、優先度の高いタスクだけを表示させたりすることもできます。
タスクの管理も簡単です。右クリックするとコンテキストメニューが表示され、タスクのスケジュールを変更したり、完了済みとしてマークしたりできます。
Mylynと外部システムの統合
タスクにはバグフィックスや変更要求などさまざまな形式があり、外部ソースからもたらされるタスクもよくあります(プロジェクトマネージャから割り当てられるタスクなど)。これらの多様なタスクに対応するために、MylynはBugzilla、JIRA、Tracなど各種の問題管理システムとの優れた統合性を実現しています。開発バージョンのMylynも、Webベースのアジャイルプロジェクト管理ツールであるXplannerをサポートしています。
Mylynの統合機能はタスクリポジトリという概念に基づいており、この設定はタスクリポジトリビューで管理します。タスクリポジトリは、問題やタスクを提供する外部のソースごとに個別のものを追加します。たとえば、プロジェクトごとに異なるリポジトリに接続しなければならないかもしれません。また、標準の問題追跡システムの他にXplannerサーバーへの接続が必要になることもあります。
リポジトリを追加したら、実際の問題またはタスクを表示するためのクエリを作成する必要があります。たとえば、自分に割り当てられたすべての問題を返すJIRAのクエリや、現在のイテレーションに含まれるすべてのタスクを返すXplannerのクエリを作成する場合があります。実際のクエリ画面の内容は使用する問題管理システムによって異なりますが、どの問題管理システムの画面にも、クエリ条件やオプションが多数用意されています(図4はTracリポジトリの例です)。
クエリの作成後、そのクエリを実行して取得した問題を表示したり、問題の内容を変更したりできます。Mylynを使えば、元のアプリケーションと同じくらい柔軟かつパワフルに、Eclipse内で問題を更新できます。Mylynは定期的にリポジトリと自動同期され、新しい問題が発生したときは、インスタントメッセージ形式のポップアップウィンドウでリアルタイムに通知されます。



