米Notionは、コラボレーションツール「Notion」の新料金プランを12月8日に発表した。
新料金プランでは、個人向け有料プラン「パーソナルPro」を廃止し、新たに「フリープラン」を拡充して従来は有料プランでなければ利用できなかった、より多くのゲストの追加、7日間のバージョン履歴、チームスペース、ベーシックアナリティクス(近日公開予定)を「フリープラン」でも使えるようになっている。
さらに、多種多様なチームに対応すべく、「フリープラン」にワークスペースの共同作業がフルに体験可能なチームトライアルが追加されたほか、従来の「チームプラン」が「プラスプラン」に変更された。
また、複数の部門横断的なチームを「Notion」上でまとめたい企業に適しており、従業員による大規模なアクセスを管理するSAML SSO、機密性の高い文書用のプライベートチームスペース、コンテンツに関する実用的なインサイトを提供する高度なページアナリティクスなどの機能が含まれる「ビジネスプラン」(近日公開予定)が追加されている。
ほかにも、管理者の役割とセキュリティをより詳細に設定可能になるとともに、ワーススペースのアクティビティにおいて監査ログとドメイン申請の可視化が強化され、ワークスペースのアナリティクスによって従業員によるワークスペースの使用状況を確認できるようになるなど、組織全体にわたる「Notion」の展開・管理をより容易にした「エンタープライズプラン」(近日公開予定)も追加される。
いずれのプランも、企業のワークスペースにはドラッグ&ドロップで簡単に編集可能なテキストエディタや、Jira、GitHub、Slackといった外部ツールとの統合、50以上のカスタムコンテンツタイプなど、あらゆるチームのニーズも満たせる機能が用意されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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