SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

GitHub、セルフサービスでSBOMを生成できる機能を、すべてのリポジトリで利用可能に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米GitHubは、GitHubクラウドリポジトリへの読み取り権限を持つすべてのユーザーが、ワンクリックでNTIA(National Telecommunications and Information Administration:アメリカ商務省電気通信情報局)準拠のSBOM(Software Bill of Materials:ソフトウェア部品表)の生成を可能にする新たなセルフサービス機能を3月28日(現地時間)に発表した。

 セルフサービスでのSBOM出力機能によって生成されたJSONファイルには、プロジェクトの依存関係と、バージョンやライセンスといったメタデータが業界標準であるSPDX形式で保存されており、セキュリティやコンプライアンスのワークフローやツールで使用したり、Microsoft Excel形式に変換したりできる。

 同機能によって、SBOMをオンデマンドで簡単に生成することが可能になるほか、SBOMを依存関係グラフへアップロードして、既知の脆弱性が持つ依存関係に関するDependabotアラートを受け取れるようになる。

 さらに、GitHubのSBOM gh CLI拡張機能を使用して、リポジトリの依存関係グラフからプログラムでSBOMを生成する、またはビルド時にサードパーティのGitHub Actionを使ってSBOMを生成する、といった使い方にも対応する。

 なお、依存関係グラフからSBOMを生成するためのREST APIは、近日中の公開を予定している。また、同機能はGitHubにおけるサプライチェーンセキュリティソリューションの一部として、GitHubのすべてのリポジトリにて無料で利用できる。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/17620 2023/04/04 11:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング