米Vercelは、オープンソースのWebアプリケーションフレームワークNext.jsの最新バージョンとなる「Next.js 13.4」を、5月5日(現地時間)にリリースした。
「Next.js 13.4」では、App Routerが安定となり、本番環境への採用が可能となっている。App Routerは、ファイルシステムベースのルーティングで、JavaScriptのみですべて関数として記述される。また、自動サーバレンダリングやルートベースのコード分割に対応している。
さらに、これまでテストおよび安定化に向けた取り組みが行われてきた新たなバンドラであるTurbopackが、ベータ版となった。
あわせて、強力なサーバファーストのデータ変更、クライアントサイドのJavaScript削減、段階的に強化されたフォームを実現するServer Actions(アルファ版)が追加されている。
そのほか、既存のプレビューモードAPIが拡張および簡素化され、引き続きpagesでも動作するが、プレビューモードはappでは動作しないので、ドラフトモードを使用する必要がある。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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