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ITフリーランス、取引先に求めるもの「契約条件の事前明示」が最多に

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 レバテックは、同社の運営するITエンジニア・クリエイター専門エージェント「レバテックフリーランス」が、ITフリーランス200名を対象に実施した、取引先とのトラブルに関する実態調査の結果を5月11日に発表した。同調査は、3月13日~14日の期間に行われている。

 調査対象者に、取引先から理不尽な要求を受けたことがあるかを尋ねたところ、「ある」という回答が20.5%に達した。

 具体的なトラブルの内容としては(複数回答)、「業務の内容・範囲の変更」(61.0%)がもっとも多く、以下「契約期間の短縮や破棄、報酬の減額」(51.2%)、「報酬の支払い遅延や未払い」(31.7%)が続いている。

 トラブル発生時の対応方法を尋ねた質問では、「取引先と直接交渉をした」と「仲介事業者(エージェント)を介して交渉した」(どちらも34.1%)が最多となった。一方で、「交渉せず、受け入れた」(17.1%)という回答もみられる。

 取引先とのトラブルを避けるために、何らかの対策を行っているかを尋ねたところ、何らかの対策を行っているITフリーランスは約3割に留まった。

 取引先とのトラブルを避けるための、具体的な対策内容としては(複数回答)、「事前に業務の内容・報酬などの条件を明確に取り決める」(82.0%)がもっとも多い。

 取引先企業に求めることを尋ねた質問(複数回答)では、「事前に契約条件を明示すること」(56.5%)が最多となり、以下「遅延なく報酬を支払うこと」(47.5%)、「不当な減額・返品を行わないこと」(34.5%)が続いている。

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https://codezine.jp/article/detail/17760 2023/05/15 10:00

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