AGESTは、開発のための品質保証ソリューション「QA for Development」の新サービスとして、低品質コードのリスクを軽減するソフトウェアテストサービス「コード解析」の提供を開始した。
「QA for Development」は、テストの前段階である開発・ビルド工程において、品質向上のためのレビューやソフトウェアテストなどを実施する、シフトレフト型テストモデルに対応したソリューション。
同ソリューションの新ソフトウェアテストサービス「コード解析」では、ソースコードの解析をもとに、ソースコードの品質をさまざまな観点から定量的に表すための値を測定する「メトリクス測定」、ソースコードを読み、メンテナンス性やパフォーマンスの観点からのバッドプラクティスを検出する「コードリーディング」、OSS(Open Source Software)や商用ソフトウェアを利用して、実行ファイルを実行することなくコードを解析し、コーディング規約違反や脆弱性を含むコード、保守性の低いコードの検知など、さまざまな問題を検知する「静的コード解析」からなり、解析結果を「コード解析レポート」にまとめて、ソースコードの改善点を提案する。
同社の「コード解析」は、効果的な収集メトリクス及び閾値の決定による最適なプロジェクト分析をはじめ、高度な解析によるテスタビリティの確認やコモンセンスによる問題点の指摘、プロジェクトに合わせたOSSのカスタマイズによる、取得・利用情報の増加など、ソフトウェアテストの観点が追加されたコード品質の確認により開発工程の品質を向上し、低品質コードのリスクの低減やコストの削減を実現できる。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です