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Gitリポジトリマネージャ「GitLab 16」が発表、AIによるコード提案などの機能強化

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 米GitLabは、Gitリポジトリマネージャであり、単一のアプリケーションとして提供されるDevOpsプラットフォームでもあるGitLabの最新バージョンとなる、「GitLab 16」を5月22日(現地時間)に発表した。

 「GitLab 16」は、コード提案機能を含むエンタープライズグレードのAIを活用したDevSecOpsプラットフォームとなり、ユーザーがより優れたコードをより迅速かつ効率的に作成できるようにするだけでなく、セキュリティのテストと分析、可観測性、プロアクティブな脆弱性検出を可能にする。

 GitLabのプライバシーを最優先にしたアプローチによって、知的財産が外部に流出してしまうことはなく、AIを活用した機能としては「レビュー担当者推奨」「コードの説明」「脆弱性の説明」「バリューストリーム予測」が含まれるほか、今後は「コードのリファクタリング」「脆弱性の解決」をAIが行ってくれる機能の追加も予定している。

 さらに、ソフトウェアデリバリを自動化して顧客のエンドツーエンドのソフトウェアサプライチェーンを保護することで、チームがスピードとセキュリティのバランスを取れるようになり、企業はソフトウェアサプライチェーンを開始、拡張、保護し、脅威の状況を完全に可視化し、コンプライアンスの順守を支援するポリシーを確立して、安全なソフトウェアをより迅速に提供できるようになる。新たに強化されたセキュリティ機能としては、集中型ポリシー管理の強化、拡張されたコンプライアンスレポートとコントロール、コンプライアンスダッシュボード、デフォルトで提供されるSLSAレベル3証明書が含まれている。

 ほかにも、エンドツーエンドのDevSecOpsワークストリームを可視化し、ソフトウェア開発プロセスを管理し、デジタル変革とテクノロジー投資がどのように価値を提供し、ビジネス成果をもたらしているかについての洞察を得られるバリューストリーム管理が可能になったほか、高度に規制された業界や厳しいコンプライアンス要件を持つ組織に、データの常駐、分離、プライベートネットワークに重点​​を置いたエンタープライズDevSecOpsプラットフォームのメリットを提供する、シングルテナントのSaaSであるGitLab Dedicatedが、今夏に一般提供される。

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