米Notionは、同社の提供するオンラインコラボレーションツール「Notion」において、AIを搭載しプロジェクト管理のワークフロー全体をサポートする「Notionプロジェクト」の提供を、5月31日(現地時間)に開始した。
「Notionプロジェクト」では、プロジェクトテンプレートと初期設定プロセスを刷新して、プロジェクトに特化した新機能を導入することで、プロジェクトの開始から完了までを管理する豊富な機能を直ちに利用できるようになっている。また、「Notion」の特徴であるブロックを基本単位とするアーキテクチャによって、プロジェクトの規模や管理の方法に関わらず、チームの目的に応じて柔軟かつ簡単なカスタマイズを可能にした。
具体的には、データベースにNotion AIを搭載したことで、データベースのページにある情報の要約や会議で出たタスクの抽出、プロジェクトに関する更新情報を自動生成できるようになったほか、タスクごとのユニークIDの割り振りやプロジェクトテンプレートとプロジェクト初期設定プロセスの向上、ページレベルおよびプロパティに関する新たな通知機能、サブタスクおよび依存関係の改善、プロジェクトデータベース内でのGoogle DriveファイルやFigmaデザインのプレビュー機能、自分に割り当てられた全タスクを1か所で確認可能な「マイタスク」タブ(近日公開)といった機能が追加されている。
さらに、新しいボタンブロックがマニュアル作業の自動化をサポートするとともに、Slackとの連携が強化され、チームメンバーが最新の情報を得やすくなった。あわせて、プロジェクトワークフローの自動化に関する機能(タスクのステータス更新時に行うアクションの自動化など)の近日公開も予定する。また、AsanaのデータをNotionに取り込めるようになったほか、他のプロジェクトマネジメントツールへも順次対応していく。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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