米Googleは、UI SDKであるFlutterの最新安定バージョン「Flutter 3.13」をリリースしている。
「Flutter 3.13」では、新たなグラフィックスレンダラであるImpellerに、折りたたみ式デバイス用のエンジンAPIが追加されるなど、いくつかの改良が加えられた。また、iOS上でのImpellerのパフォーマンスの向上、およびiOS上でImpellerを使用する場合の、広色域カラーのデフォルト化といった改善が行われている。
さらに、より多くのプラットフォームへの適応性を提供し、より多くのカスタマイズを可能にし、新しい機能を追加すべく、マテリアルフレームワークにおいて数多くの改良が実施された。具体的には、iOSでTextFieldを使用する際にデバイスのカメラによる文字認識＆フィールドへの挿入が可能になったほか、プラットフォームに応じたマテリアルダイアログまたはiOSスタイルのダイアログを表示するためのアクティブ関数／アダプティブコンストラクタの追加、CupertinoDatePickerへのmonthYearモードの追加など、非常に多くの機能追加・改善が実施された。
なお、「Flutter 3.13」には「Dart 3.1」が含まれている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか？
- この記事の著者
-
CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
