米Kongは、オープンソースのAPIゲートウェイKong Gatewayの最新バージョンとなる、「Kong Gateway 3.4 for OSS」を8月14日(現地時間)にリリースした。
「Kong Gateway 3.4 for OSS」では、同社がこれまで取り組んできたWebAssembly(Wasm)のサポートがベータ版として追加されており、外部依存関係なしでRustとGoを使用してWasmフィルタの作成が可能となっている。
同社は、今後もWasmの言語サポートを拡充していく予定で、最終的にはすべての開発者が使い慣れたプログラミング言語によって、Kong Gatewayを拡張できるようにすることを目標としているという。
あわせて、IP RestrictionプラグインにおいてTCPベースとUDPベースの両方のファイアウォールルールがサポートされるようになった。同サポートは、すでに定義済みのgRPC、gRPCS、http、httpsの制限に追加される形で行われる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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