米Microsoftは、ターミナルアプリケーションWindows Terminalの最新プレビュー版となる「Windows Terminal Preview 1.19」を、9月26日(現地時間)に公開した。
Windows Terminal Preview 1.19では、1つのターミナルペインの内容をタブ内のすべてのペインにブロードキャストできる、ブロードキャスト入力が追加されている。ブロードキャスト入力は、コマンドパレットから有効にすることが可能で、ブロードキャスト入力をキーバインドアクションとして設定することもできる。
右クリックによって表示されるコンテキストメニューには、Web検索が追加され、ターミナル内で選択したテキストをWebにて検索可能になっている(利用にはsettings.jsonの編集が必要)。Web検索を実行すると、Webブラウザが起動し(すでに起動している場合は新規タブが開く)、検索結果が表示される。
ほかにも、コマンドプロンプトにおける絵文字のサポート、フォーカスされていないウィンドウのアクリル表示、コマンド履歴や保存されたコマンドなどに基づいて、さまざまな種類のテキストをユーザーに提案するSuggestions UIをはじめ、ユーザビリティやパフォーマンス、アクセシビリティの向上、バグ修正など、数多くの機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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