レバテックは、自社のデジタル化・DX推進に携わる企業担当者500名を対象に実施した「IT副業人材の活用」に関する実態調査の結果を9月28日に発表した。
本調査は、6月29日〜7月4日の期間にWebアンケート調査で行われ、自社のデジタル化・DX推進に携わる企業担当者500名から有効回答を得ている。
「副業人材を活用している」と回答した人に対して業務を委託する前に抱いていた期待と実際のギャップを聞いたところ、「期待を大きく上回る」または「期待をやや上回る」という回答が合わせて72.3%となった。
期待通りまたはそれ以上だった理由については、1位は「自社の生産性が向上したため(58.7%)」となり、次いで「自社で活用できる知見・スキルが習得できたため(47.6%)」「自社サービスのDXが進み、効果が見られたため(41.3%)」が続いた。知見やスキルが得られただけでなく、実際に効果が現れたことを評価している人が多いといえる。
自身が担当する自社のデジタル化・DX推進業務の成果状況では、「すでに十分な成果が出ている(8.6%)」「すでにある程度の成果が出ている(30.4%)」と回答した人は合わせて39%となった。IT副業人材の活用有無別に見ると、活用中企業の担当者のうち約8割が「デジタル化・DXの成果がすでに出ている」と回答しており、活用中企業ではよりデジタル化・DXの成果が出ている傾向にあることがわかる。
「担当する業務の成果状況において、副業人材の活用は有効であったと思うか」という質問に関して、「とてもそう思う」または「ややそう思う」と回答した人が合わせて90.8%だった。
「副業人材を活用している」と回答した人に対し今後の増員予定を聞いたところ、「現在参画中の副業人材がおり、今後も増員予定」と回答した人が60%だった。「現在参画中の副業人材がいるが、今後は減らす予定」は6.2%、「現在参画中の副業人材はおらず、今後も募集する予定はない」は1.5%に留まる結果となった。担当業務において副業人材を活用するメリットを感じている企業が多いことがわかった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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