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大規模言語モデルの能力をアプリケーションに組み込む「LangChain」が安定版に

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 LangChainの開発チームは「LangChain 0.1.0」を公開し、安定版に到達したと1月8日に発表した。LangChainは、アプリケーションに大規模言語モデルを利用した機能を組み込みやすくするライブラリで、PythonとJavaScriptに対応する。LangChainはMITライセンスで公開しているオープンソース・ソフトウェア。

 開発チームは安定版に至るまでに、「langchain」パッケージに集中していた機能のうち中核部を「langchain-core」に、外部パートナーによるパッケージを「langchain-community」に移し、コードの見通しをよくしたとしている。

 加えて、バージョン番号の付け方にも明確なルールを設定した。「.(ピリオド)」で区切った三つの数字のうち、2つ目が変わったときは、後方互換性を損なう変化があることを示し、3つ目が変わったときは、不具合の修正を意味するようにした。

 開発チームはすでにバージョン0.2.xの計画を立てており、現在のところ新機能の追加や、古く、利用者がいなくなった機能の削除などを考えているとしている。そして、0.2.xを公開した後も0.1.xの修正は続けるが、新機能の追加は予定しておらず深刻な不具合の修正にとどめるとしており、この方針は今後の新バージョンでも維持するとしている。

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https://codezine.jp/article/detail/18899 2024/01/16 18:00

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