解説
「Null合体演算子」(??)は、左辺がnullでないときは左辺の値を、左辺がnullのときは右辺の値を返す演算子です。この演算子は「A ?? B」のように書いて使います。
Null合体演算子は、短絡評価(ショートサーキット)されます。左辺がnullではなく、演算結果が確定した場合は、右辺は評価されません。
Null合体演算子は、いくつかのプログラミング言語に存在します。その挙動は、言語によって異なります。nullだけが対象のときもあれば、nullと他の特定の値が対象の場合もあります。たとえばJavaScriptでは、nullとundefinedが対象です。
利用するときは、そのプログラミング言語の仕様を確かめるとよいです。
サンプル
「Null合体演算子」のサンプルです。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>「Null合体演算子」のサンプル</title> <style> #output { font-size: 32px; line-height: 1.5; } </style> </head> <body> <pre id="output"></pre> <script> window.addEventListener('DOMContentLoaded', e => { // 出力用の関数 const print = function() { const el = document.querySelector('#output'); el.textContent += [...arguments].join(', ') + '\n'; }; print('出力1' ?? 'default'); print(null ?? 'default'); }); </script> </body> </html>
出力1 default
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