デジタルリテラシー協議会は1月31日、DXを推進するプロフェッショナル人材に必要な基本的スキルを証明するデジタルバッジ「DX推進パスポート」を発行することを発表した。
「DX推進パスポート」は、「ITパスポート試験」「DS検定 リテラシーレベル」「G検定」の3つの試験の合格数に応じ、3種類のバッジを発行する。いずれか1試験の合格者には「DX推進パスポート1」、2種類に合格すると「DX推進パスポート2」、3つ全てに合格すると「DX推進パスポート3」のデジタルバッジが発行される。デジタルバッジの発行は、合格者の申請に基づき、同協議会のウェブサイト上で行われる。2月9日から受付を開始し、申請された月の翌月末までに発行する予定。
試験の合格者は、DX推進パスポートをSNSなどで人材市場に公開することで、自身のスキルや市場価値を証明できる。また、企業・組織においてはDX推進パスポートを取得した社員を可視化することで、社内のデジタルスキルの状況を把握し、デジタル人材戦略の立案が容易になる。
同協議会は「IT・ソフトウェア領域」「数理・データサイエンス領域」「AI・ディープラーニング領域」の3領域において、全てのビジネスパーソンが備えるべき共通リテラシーを「Di-Lite」として定義している。「ITパスポート試験」「DS検定リテラシーレベル」「G検定」の3試験を活用したDi-Liteスキルの獲得を推奨するため、「DX推進パスポート」が新たに定義された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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