アイレットは2月1日、Sysdigが提供するクラウド・コンテナセキュリティの統合型プラットフォーム「Sysdig」の導入から運用保守までを一括支援する「Sysdig 運用サービス」の提供を発表した。本サービスは同社の「cloudpack」を利用している企業に先行して提供され、2024年4月より全ての企業に向けて提供が開始される。
「Sysdig」のプラットフォームでは、ソフトウェアの脆弱性発見と優先順位付け、脅威の検出と対応、クラウドサービスの設定ミス検知(CSPM)、過剰な権限チェック(CIEM)、コンプライアンス管理を対応可能。開発ソースから実行までのリスクを視覚化し、セキュリティリスクの死角や当て推量、ブラックボックスなどを排除する。
今回発表された「Sysdig 運用サービス」は、Sysdigの各ライセンスに運用保守を組み込んだサービス。Sysdigライセンスの月次費用に20%の割引を適用し、24時間365日の有人監視、インシデント発生時の一次対応、そして定期的なレポート提供などの運用保守サービスを低価格で提供する。本サービスでは、クラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム(CNAPP)のような統合セキュリティ対策としての利用や、CSPMのみの利用など、予算とニーズに合わせた柔軟な選択が可能。
※費用は全て税別。
※1 Google Cloudも対応予定。
※2 初期費用は、各ライセンスを一括契約する場合でも一律10万円にて提供する。
※3 運用保守はAWSアカウント単位。
また同社では、2月28日に、クラウド環境におけるセキュリティ対策とSysdigの活用について解説するセミナーも開催予定。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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