Microsoftは次期SQL Server 2008のプレビュー版の提供を開始する。
Microsoftは20日、次期SQL Serverのプレビュー版「Server 2008 Community Technology Preview(CTP)11月版」の提供を開始した。SQL Server 2008 ホームページより入手できる。
CTP版とは正式版リリースまでの間、開発者に対して早期評価、早期フィードバックを目的として定期的にリリースされるプレビュー版のことで、Microsoftはフィードバックを元に製品の品質を高めていく。
SQL Server 2008は、新たにポリシーベースによる運用管理の自動化機能や、パフォーマンスチューニング、サイジングのための新しいツールが提供される。開発面では、これまでの.NET FrameworkやVisual Studioと統合されたアプリケーション基盤とともに、新たにLINQと呼ばれる新しい言語もサポートされる。また、RDBで取り扱えたデータ型に加え、ファイル、ドキュメント、画像、映像、地図、地球儀といった値を格納することが可能になり、そのための型としてFilestream型やGEOMETRY型などが用意される。
SQL Server 2008 CTP 11月版では、この新しい型の評価や、透過的暗号化機能、リソースガバナなどの新機能の評価などが可能となる。また、Windows Vista、Windows Server 2008上での実行もできるようになっている。
SQL Server 2008 ホーム
Microsoft(R) SQL Server(TM) 2008 プレビュー版を本日より提供開始
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