Microsoftは1月6日(現地時間)、WinUIを利用したアプリ開発のプロトタイピングツール「XAML Studio」をオープンソース化したと発表した。今後は.NET Foundationの管理下で開発が進められる。
XAML Studioは、XAMLベースのユーザーインターフェイスを迅速に設計・検証できる開発者向けツールで、ライブ編集やインタラクションの確認、バインディングデバッガー、データコンテキストエディタ、自動保存・復元、インテリセンスなど、多数の機能を備えている。
今回のオープンソース化によって、GitHubのリポジトリから最新版のソースコードを取得し、独自にビルドや拡張が行えるようになった。現在提供中のバージョン1.1はMicrosoft Storeで利用可能だが、今後は積極的なコミュニティ参加によるバージョン2の開発・改善が進む予定だ。新バージョンでは、SwitchPresenterやSizer Controlsといった複数の新しいUIコントロールが追加され、レイアウトの柔軟性や編集体験の向上が図られている。
また、同ツールで得られた知見や一部のコントロールはWindows Community Toolkit(WCT)へも反映されており、WinUI開発のエコシステム強化にも寄与している。Adornersと呼ばれる装飾用コントロールなど、従来導入が難しかった機能も実験的に実装された。
開発チームは、今後もコミュニティからのフィードバックやコントリビューションを歓迎しており、GitHubやDiscordを通じた意見交換・連携を呼びかけている。正式なバージョン2の安定版は年内リリースを目指しており、ロードマップや進捗状況も公開されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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