DAIJOBUは5月17日、最新のAI技術「GPT-4o」を活用したテストケース自動生成ツールのベータ版開発を開始した。これに伴い同社では、先行利用者の募集も行っている。
従来のテストケース作成プロセスは効率化が課題であった。今回開発するツールでは、GPT-4oの自然言語処理能力を活用し、仕様書や要件定義書から自動的に結合テスト以降のテストケースを生成することを目指す。さらに、GPT-4oへのアップデートで大幅に改善された文字認識能力(OCR)を利用し、UIを直接読み込んでテストケースを出力させる機能も検討中。
GPT-4oは、「英語」「日本語」「スペイン語」「フランス語」など多くの言語で高品質なテキスト処理が行える。これにより、国内プロジェクトにとどまらず、さまざまな地域や言語に対応したツールの開発を進める。
先行利用者の募集は、ソフトウェア開発におけるテストケース作成の簡略化を望む企業が対象で、募集期間は5月14日~6月30日。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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