米Amazon Web Servicesは、組織のデータに基づいた生成AI搭載アプリを作成できる「Amazon Q Business」の機能である、「Amazon Q App」の一般提供を7月10日(現地時間)に開始した。
Amazon Q Appは、Amazon Q Businessのリリースにあわせて4月にプレビューされており、今回の一般提供ではプレビュー期間にはなかった機能の追加も行われている。
Amazon Q Appを使用することで、Amazon Q Businessとの会話からアプリを生成することが可能になり、会話のコンテキストをインテリジェントにキャプチャして、特定のニーズに合わせたアプリを生成する。
一般提供の開始にあたっては、応答精度を向上させるべく出力を生成するデータソースを指定できるようにする機能を追加した。さらに、アプリやアプリライブラリ、アプリセッションを管理するためのAPIを使用して、Amazon Q Appをプログラムで作成および管理可能にすることによって、Amazon Q Appにおけるすべての機能を任意のツールやアプリケーションに統合できるようにしている。
Amazon Q Appは、Amazon Business Proのサブスクリプションで利用可能となっており、Amazon Q Businessが利用可能なAWSリージョンである、米国東部(バージニア北部)およ米国西部(オレゴン)リージョンで利用できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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