米Aquila Labsは、Webページのイメージ画像からフロントエンドのコードを生成するAIサービス「Superflex」の提供を9月10日(現地時間)に開始した。利用するにはVisual Studio Code向けの機能拡張を入手して、サブスクリプションサービスを契約する必要がある。
Superflexは機能拡張をインストールしたVisual Studio Codeから、画像ファイルをアップロードすることで利用できる。クラウド側の大規模言語モデルが画像を認識し、画像にあるWebページを再現するコードを生成してユーザーに返す。
基となる画像データとしては、デザインツール「Figma」のデータのほか、Webページのスクリーンショット、さらには手描きのラフスケッチも受け付ける。Superflexはユーザーが蓄積しているコードを分析し、ユーザーが使っているライブラリやフレームワークを認識して、ユーザーがいつも使っているものを使いながらコードを生成する。
利用するにはサブスクリプションサービスを契約する必要がある。「Free」「Pro」「Business」の3種類を用意しており、Freeはユーザー登録のみで無料で使える。ただし、1カ月当たり200回までの使用制限がかかっている。Proは使用制限がなく、好きなだけ使えるほか、メールによるサポートも提供する。料金は1ユーザー当たり月額10米ドル。ただし料金は年に1回、12カ月分を支払う形になる。Businessでは、使用制限なく利用できるほか、管理者向けに使用状況を表示する管理画面を提供する。料金は1ユーザー当たり月額39米ドルで、徴収は年1回(12カ月分)。企業や団体に所属する複数のユーザーの料金を一括で徴収する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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