米Amazon Web Servicesは、AWS Well-Architected ToolのLens Catalogに、DevOps Lensとして「DevOps Guidance」を追加したことを、2023年10月17日(現地時間)に発表した。
DevOps Guidanceでは、クラウド規模でのソフトウェア設計や開発、セキュリティ保護、効率的な運用を行っていくための、包括的なアプローチを形成していく最新機能を集めたコレクションである、AWS DevOps Sagaを解説している。
AWS DevOps Sagaは、
- 組織導入のSaga
- 開発ライフサイクルのSaga
- 品質保証のSaga
- 自動化ガバナンスのSaga
- 可観測性のSaga
という5つの要素から構成され、Amazon Web ServicesのDevOpsのベストプラクティスを構成するソフトウェア開発プロセスにおける、中核的な領域となっている。
AWS DevOps Sagaの総合的な活用によって、クラウド規模でのソフトウェアの設計や開発、セキュリティの確保、効率的な運用を包括的に行うための最新の機能を網羅でき、組織内での理解の共通化を促進するとともに、「DevOps」という言葉に対する組織内の定義を統一する助けとなる。
DevOps Guidanceは、幅広いプロフェッショナルや組織を対象に設計されており、はじめてDevOpsに取り組むスタートアップ企業、プロセスの改善を図る企業、公的機関、クラウドネイティブな企業、AWSクラウドへの移行を検討する企業といった、さまざまな組織に適している。また、最高技術責任者(CTO)や最高情報セキュリティ責任者(CISO)として戦略的方向性を示す立場の人、ワークロードの設計や展開に携わる開発者やアーキテクト、品質保証、監査、ガバナンスを監督するコンプライアンス担当者など、あらゆる役割の人にとって役立つ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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