ギブリーは、同社の提供するマルチLLMの対話型生成AI「MANA AI Chat(マナ エーアイ チャット)」における、米Perplexityによる新たなAPIモデル「Sonar Reasoning」への対応が完了し、「Perplexity Reasoning(DeepSeek-R1)」を選択可能になったことを、2月19日に発表した。
Sonar Reasoningは、Perplexityが1月29日に発表した最新モデルで、中国のDeepSeekが開発した最新LLMであるDeepSeek R1を基盤にした、Web検索機能を備えている。なお、同モデルはアメリカの国内にある安全なデータセンタのみで稼働し、すべてのデータ処理がアメリカ国内で実施されることが保証されているため、ユーザーデータがアメリカ外の他国へ送信されることはない。

今回の、MANA AI ChatにおけるSonar Reasoningへの対応によって、MANA AI Chatで利用できるLLMにPerplexity Reasoning(DeepSeek-R1)が追加された。システム管理者が有効化することによって、ユーザーは同モデルを利用可能になる。
今回のアップデートにあわせて、従来のPerplexity smallはPerplexityへ、Perplexity hugeはPerplexity Proへと、それぞれ名称が変更され機能強化が行われた。
MANA AI Chatは、誰でも直感的に使えるシンプルな操作性と、高性能なマルチLLM対応を備えた対話型生成AIで、GPT-4o、OpenAI o1、OpenAI o3-mini、Perplexity(Web検索)、Claude、Geminiといったモデルを用途に応じて選択でき、異なるモデル間でも会話の流れを保ったままスムーズに切り替えられる。また、実務で使えるプロンプトを標準搭載している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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