Cloudflareは、3月24日、「URLPattern API」の実装をNode.jsに提供したことを発表した。
「URLPattern」とは、WHATWG(Web Hypertext Application Technology Working Group)が公開した標準で、URLのパターンマッチングシステムを提供している。APIは、ルートマッチングを処理する正規表現(regex)ベースのアプローチを開発者に提供。より複雑なパターンマッチングの組み込みサポートを備えている。
今回、Node.jsとCloudflare Workersの両方でURLの処理を強化する高性能URLパーサー「Ada URL」にURLPatternを実装することで利用可能になった。Node.jsのv23.8.0以降で利用できるようになっている。
Cloudflareは、「今後、URLPatternのパフォーマンスをさらに向上させ、Webアプリケーションルーティングのユースケースをさらに増やしていきたい」と述べている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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